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「櫛田川」の名は、倭姫命のエピソードに由来

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「櫛田川」の名前の由来
 櫛田川は、三重県と奈良県の境にある高見山(1248m)を源とし、伊勢湾に注いでいる流路延長87kmの一級河川です。
 「櫛田」という地名ですが、第10代崇神天皇(すじんてんのう)の皇女豊鍬入姫命(とよすきいりひめのみこと)の跡を継ぎ、伊勢神宮を創建されたと伝えられる第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の第4皇女「倭姫命(やまとひめのみこと)」のエピソードが由来となっています。
 「倭姫命」は、「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」の鎮座地を求め、伊賀から近江、美濃を通り伊勢の国へと諸国を巡業されました。当時、「竹田の国」(現在の松阪市櫛田町)と呼んでいた地で頭に飾ざしていた櫛を田に落とされたそうです。それを津あたりから伊勢志摩方面までを道案内されていた大若子命(おおわくごのみこと)が拾われお届けになられたそうです。
 「倭姫命」は、喜びと感謝を込め、その地を「櫛田」と名づけ、櫛を拾われたところに社を建て、大若子命に櫛田神社の祭神となるよう命じられたと伝わっています。
 櫛田神社の記録では、創建が紀元前8年と記されています。また、大若子命は伊勢神宮の初代大神主になられたとのことです。
 「倭姫命」は、二代目の斎王となられますが、代々の斎王となられた皇女は、櫛田川に櫛を投げ入れたという逸話もあり、櫛田川流域は古代のロマンを感じさせてくれます。
 櫛田川の上流域は、室生赤目青山国定公園及び香肌峡県立自然公園に指定されており、優れた自然環境が数多く残されています。MCA松阪市カヌー協会の主なゲレンデの松阪市飯高町には、「倭姫命」が水面(みなも)にお姿をお写しになり化粧されたという「姿見の池」も伝えられています。

 こんなロマンを感じながら、カヌーに乗って櫛田川を全身で楽しみませんか。

 参考文献 櫛田神社 由緒


by matsusakacanoe | 2019-02-25 14:29

櫛田川の香肌峡を中心に活動するカヌーの普及活動団体


by matsusakacanoe